里親って何?

里親制度とは

様々な事情で家族と暮らせない子どもを、自らの家庭というプライベートな空間に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する児童福祉法に基づく公的な制度で、子どもの福祉・しあわせを目的としています。

▶なぜ里親が必要なの?

▶里親って何をするの?

▶里親の種類を知りたい!






なぜ里親が必要なの?

現在日本では、様々な事情から家族(お父さん・お母さん・兄弟など)と一緒に暮らせない児童が約4万5千人いると言われています。

●親がいない:死亡・行方不明
●養育困難:経済的理由・就労・疾病
●家庭環境の不和:両親・親子間の暴力
●虐待:身体的・心理的・性的・ネグレクト・遺棄
※平成30年度中に、全国の児童相談所が対応した児童虐待相談の件数は約16万件(159,850件)






奈良県の現状

奈良県における子ども達を取り巻く現状についても記載いたします。

●児童相談所が対応した児童虐待相談の件数…1,825件(平成30年度)
●施設や里親家庭等で生活する子どもの数…333名(平成31年3月末現在)
●上記の内で里親やファミリーホームで暮らす子どもの数…58名( 〃 )
●里親等委託率(家庭養護で暮らす子どもの割合)…17.4%( 〃 )






里親って何をするの?

様々な事情から保護者と一緒に暮らすことができない子どもを、自らの家庭に迎え入れ、一つ屋根の下で、食卓を囲んだり楽しくお話ししたり、同じ時間を過ごします。
子ども達に必要な「安心で安全な生活・成長の手助け・帰れる場所」を提供します。







里親の種類

里親には、様々な種類があります。
ご自身のご家庭が子どもを受け入れるとしたらどのタイプになるでしょうか?

▶養育里親

▶養子縁組里親

▶ふれあい里親

▶親族里親

▶専門里親

養育里親・・・
一定期間一緒に暮らす

子どもが家族と一緒に暮らせるようになるまで、また、大人になって自立するまでの間(一定期間)子どもを迎え入れて一緒に暮らす形を、養育里親と言います。

●戸籍上の親子にはなりません。
●子どもの姓は変わりません。
●預かる期間は子どもの事情によって変わります。ex)数週間、1年、数年、大人になるまで






養子縁組里親・・・
養子として育てる

子どもと養子縁組の手続きをすることを前提に子どもを迎え入れて一緒に暮らす形を養子縁組里親と言います。

●原則6歳未満の子どもを預かり「特別養子縁組」の手続きを行います。
●縁組が成立するまでの間は、県から子どもの生活費などの補助があります。
●縁組が成立すれば、戸籍上(法律上)の親子となります。






ふれあい里親・・・
週末や夏休みの家庭体験

児童養護施設や乳児院などで暮らす子ども達が将来、家庭を築く時のために学校が休みの時に迎え入れ、家庭体験をしてもらう形をふれあい里親と言います。

●一般的には「週末・季節里親」、奈良県では「ふれあい里親」と呼ばれています。
●里親登録をしなくても実施することができます。






親族里親・・・
祖父母等の親族が育てる

両親が養育できない状況(死亡や行方不明等)になった時、祖父母や兄弟姉妹などの親族が子どもを迎え入れて一緒に暮らす形を親族里親と言います。

●該当する子どもの扶養義務者やその配偶者が対象です。
●子どもが巣立った段階で登録は解除されます。






専門里親・・・
経験や知識が必要な里親

里親として子どもを迎え入れた経験を有すとともに、子どもの養育に関するより専門的な知識を身につけ子どもを迎え入れて一緒に暮らす形を専門里親と言います。

●里親として子どもの養育に携わった経験年数が問われます。
●指定された専門の研修を受講する必要があります。
●養育に専念できる状況であることが必要です。